税務調査 東京 千葉 女性 無申告 脱税 税務署 税理士

税務調査 東京 千葉 女性 無申告 脱税 税務署 税理士 税務調査 東京 千葉 女性 無申告 脱税 税務署 税理士

電話
コラムタイトル画像

第5回 統括官の経歴の確認ポイントは?2020年11月14日 

調査官の職歴のみならず、統括官の経歴も確認しておくべきなのですが、どこを確認す ればよいのでしょうか。
統括官になる前は「税務署の上席」を歴任している場合、統括官をあまり警戒する必要はないです。一般的な税務調査を(税務署で)担当した上で、統括官になった、という一般的な経歴だからです。
 経歴のなかに、「連調」や「総括」の経歴がある場合についてです。
 税務署には、各部門に「連調」「総括」と呼ばれる職種が存在します(小さな税務署 には、いない場合があります)。
 「連調」とは「連絡調整官」のことで、「総括」とほぼ同じ役割をしており、1部門に所 属していることがほとんどです。
税務署の中での地位は、上席と統括の間と考えればいいでしょう。具体的には、「連絡調整」の名前のとおり、各部門間や課税部門内の調整の役割であり、課税部門内の総務的な役割を果たしています。連調や総括の経歴がある人は、バランス感覚のいい人が多いです。  連調や総括は、部署間調整が主な仕事であり、個性があって、自己主張が強い人は向かないので、温和で調和を保ちやすい性格の税務職員が選ばれることになります。
 また、連調や総括と似た職種で総務出身者もいるのですが、こちらもバランス感覚がいい人が多いものの、総務部門は出世街道でもありますので、査察・資料調査課の経歴がある、調査バリバリ系もいるので注意が必要です。
 統括官の経歴として一番警戒すべきなのが査察・資料調査課、ということです。
 調査官が若手で、担当が1人(上席などが同行しない)、という場合は、実質的に統括官が調査の方向性を決めているので、特に、統括官の経歴を事前に調べる必要があるのですが、「連調」「総括」の経歴があれば、わりと安心できます。
 若手の調査官ほど経歴が短いため職歴を見ても傾向がわからない、となりがちですが統括官の方が、よっぽど職歴から傾向を把握しやすいはずです。統括官の経歴はぜひ確認して下さいね。

税務調査 東京 千葉 女性 無申告 脱税 税務署 税理士 税務調査 東京 千葉 女性 無申告 脱税 税務署 税理士